日本でも屈指の観光地である沖縄。
そんな沖縄で民泊を運営した場合、稼働率はいったいどれくらいになるのでしょうか。
沖縄の民泊代行会社である私たちGO STAYが解説していきます。
稼働率を上げる手法などもご紹介していますので、是非民泊運営の参考にしてみて下さい。
Contents
明確なデータが存在しないため正確なところはわかりかねますが…
沖縄で運営されている民泊の年間稼働率は、平均45%~65%といったところではないでしょうか。
リゾートホテルだとやや上がり、60%~70%になると言われています。
ただし、この数字はシーズンによって大きく異なります。
繁忙期と閑散期とでは驚くほど稼働率に違いがでるためです。
このあたりは日本人観光客の動きをイメージするとわかりやすいでしょう。
・繁忙期⇒夏場(特に7月8月9月)、年末年始、3月(春休み)
・閑散期⇒6月(梅雨)、冬場(特に12月1月2月)
が一般的。
ここにインバウンド(特にアジア圏が多い)が上乗せされる形です。
シーズンだけでなく、エリアによっても稼働率は異なります。
有名な観光スポットが近くにあるか、周辺に競合がどれほどいるのか…など、さまざまな要素が関係しているのです。
また、米軍基地による軍人のニーズも。
彼らは閑散期でも宿泊してくれるため、米軍基地周辺は比較的稼働率が高い傾向にあります。
冬場は基本的に稼働率が上がらないため、その分を繁忙期でカバーできるよう、事前にしっかりと計画を立てておきましょう。
では、肝心の稼働率を上げるには一体どうすれば良いのでしょうか?
民泊の集客にはOTA(旅行サイト)からの予約が欠かせません。
ゲストに選ばれるよう、リスティングで上位表示されるような施策を打つ必要があります。
「多くのレビューを獲得している(高評価だとなお良い)」「物件のことがわかる写真が豊富」「タイトルや説明文が適切」など…
さまざまな要素が複合的に判断されて表示される順位が決まります。
ノウハウが必要となる分野となるため、気になる点があれば民泊運営のプロに相談した方が良いでしょう。
多くの民泊オーナー様や民泊代行会社は、複数のOTAを活用しています。
その際はダブルブッキングが発生しないよう、適切に管理を行いましょう。
また、OTAだけでなく、独自集客も有効です。
ホームページやSNSからの集客を実現できれば、さらに稼働率を上げることが可能となります。
現在はコロナの影響が大きいため、どこも稼働率が10%~30%程度は下がっているのではないでしょうか。
私たちが管理する物件も似たような状況です。
民泊業界にとって歓迎すべき状況ではありませんが、必ずしもピンチとは言えません。
コロナによって廃業した民泊物件多いため、コロナ後に需要が戻れば、供給が不足することは明白です。
そのため、「アフターコロナを見据えた動きをどれほどできるか」が、これから先の民泊運営を左右する重要なファクターとなるでしょう。
そこで、私たちGO STAYが行っている施策の一部をご紹介していきます。
皆様の民泊運営の参考になれば幸いです。
レビューの多い物件とそうでない物件とでは、稼働率に大幅な差が生まれます。
稼働率を上げるためには高評価レビューが欠かせません。
そこで、時間に余裕がある時にはゲストにお土産を届けてレビューのお願いをするなど、高評価レビュー獲得に特に力をいれています。
自社ホームページやSNSからの集客を強化中です。
OTA経由の予約には手数料を支払わなければなりません。
独自集客を充実させることで、オーナー様の収益性向上を図っています。
ワーケーションとは、自宅以外の休暇先でリモートワークをすること。
新型コロナウイルスの感染拡大によってリモートワークが普及した結果、「沖縄でワーケーションをしたい!」という需要が高まっています。
私たちGO STAYでは、一部の民泊物件でワーケーションを実施。
時代に合わせた需要を上手に取り入れることで、稼働率の上昇に大きく貢献してくれています。
稼働率だけでなく、宿泊単価を上げるのも有効な施策です。
こちらは宮古島で私たちが管理している物件ですが、プライベートプールを設置するなど、より高級感を感じられるように物件全体をリノベーション。
この結果、1泊あたり80,000円(繁忙期、閑散期で変動あり)にまで単価を上昇させることに成功しました。
稼働率だけでなく、宿泊単価を上昇させることも併せて検討してみてはいかがでしょうか。
「集客で苦戦している」オーナー様は是非一度ご相談下さい。
私たちだからこそできるアドバイスがあるかもしれません。
また、民泊代行だけでなく、民泊物件の売買サポートも行っています。
「民泊を廃業したい」「廃業した民泊物件を安く買い取って新規参入を図りたい」とお考えの方も是非お問い合わせ下さい。